母に誓った10月の夜 ~24歳、再起のRUN~

どうも、新人営業ぬまじり(2年目)です。きっかけは今年から始めた草野球。自分のあまりのスタミナのなさに愕然として、「こら体力つけなアカン!」と思い、62期の個人目標に「ランニング」と記載して提出したのが9月。あれから1ヶ月が経ったが……。

 

1メートルも走っとらんやんけ!!!

 

いやー走ろうとは思ってたんだけどね? いかんせんランニングシューズも無ければランニングに適した格好も無い。まずはそれを買いに行かないといけないと思うんだけど、あれよあれよといううちに月日が流れっちまってねぇ~。いや全く早いもんだ!

 

なんて思っていた矢先、フジタ次長から「リレーマラソン」なるものの話を持ち掛けられました。なんでも、最大10人のチームを組んで、チームで42.195キロを走るという、絆と団結力が試されそうな24時間テレビ的企画でした。

 

普段の僕なら間髪入れずに「興味ないね……」と肩に大剣を担ぎながら答えてカッコよくその場を去っていたものですが、目標に据えたランニングを全くやっていないという負い目があったので、この日は少し悩みました。こういう時は自分の心の声に従うんだ!

 

僕の中の悪魔が囁きます。

 

ゲヘヘヘ、いいじゃねえか別に無理に走らなくてもよ。新潟は車社会だし、お前は自転車も持ってる。自分の足で走る必要なんかないじゃねえか。お前は賢い選択をしているんだよ……。

 

僕の中の天使が囁きます。

 

ダメよ! 普段運動してない人がいきなり走ったりなんかしたら、怪我しちゃうかもしれないわ! というかそもそも運動には怪我のリスクが必ずあるのよ! もっと自分の体を大事にして! 家から出なくてもいいじゃない!

 

あ、ああああ……! だ、ダメだあ! どっちも僕に「走るのなんてやめとけ」と囁いてくるう……! 所詮、僕の中にはもう「ランニングしよう!」なんて心は一ミリも残っていなかったんだな……。

 

貞治……諦めてはいけませんよ……。

 

こ、この声は!?

 

お母さんはいつも見ています……。

 

田舎のかっちゃ!!!

 

お母さんは信じています……。貞治は出来る子だってこと……。最後までやり抜いてみせなさい……。

 

かっちゃ……! かっちゃ……!! おで、おで……やる゛よ゛!!!

 

母の言葉に導かれるようにして、僕は力強く出まぁす! と答えました。あの時の雰囲気は忘れられません。

 

ちょうど大学時代、数回しか言葉を交わしたことがないような陽グループから「ウェーイwww今日飲み会あんだけど行く?」と声をかけられ、舞い上がった勢いで「う、うん! 行くよ!」と答えた時の、(え、マジで来んの……? 冗談だったんだけど)みたいな空気を思い出しましたね。

 

ちなみにその後は「じゃああとで連絡すっから!」と別れましたが、そういえばラインも交換してないからお互い連絡先分かんないじゃん、なあんだ、意外と抜けてるヤツだなあと思いながら一人でラーメンを食って帰りました。

 

…………嘘です。さすがの僕も、そんな悲しいエピソードは持っておりません。なんなら飲み会に誘われたこともありません。だからこんな悲劇、起こりようがないんだよね。良かった良かった。僕は幸せだった。

 

周囲の空気にも負けずに頑張りたいと思います。

 

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