変態の脳内世界はこんな感じか スピッツ / 惑星のかけら

どうも、新人営業ぬまじり(2年目)です。まだまだ暑い日はありますが、季節は秋。コンビニもおでんを始めました。半分こにした白い熱い中華まんが美味しくなる時期ももうすぐですね。

 

さて、大方の人がスピッツに対して抱いているイメージと言えば、爽やかなポップロックバンド(いやロックとも思ってないかも)という感じかと思いますが、それは違うんだよということはこれまでの記事で何度か述べてきた気がします。今日はその主張を裏付けるべく、シングル曲の中でも最もハードでヘヴィな一曲をご紹介。

 

 

1992年発売、4thシングルにして3rdアルバムの表題曲である「惑星のかけら」です。「惑星」と書いて「ホシ」と読みます。このシングルにもPVは制作されておらず、まだまだスピッツの知名度が低かった時代の曲です。

 

イントロから歪んだギターの音色がギャンギャンと鳴り響き、他のシングル曲とは毛色が異なるということを一瞬にして示してくれます。それに乗っかる草野さんのダウナー系な歌声。歌詞も相まって非常にエロチック。そして滅茶苦茶カッコいいです。

 

ベチャベチャのケーキの海で 平和な午後の悪ふざけ

 

君から盗んだスカート 鏡の前で苦笑い

 

歌詞はこんな感じ。何スカート盗んでんねん! 何履いてんねん! と突っ込みたくなるような変態っぷり。ド変態やでえ……。

 

骨の髄まで愛してよ 惑星のかけら

骨の髄まで愛してよ 僕に傷ついてよ

 

で、これがサビの歌詞。変態かつ愛が重い。こんな感じの歌詞がつらつらと気だるげな感じで歌われます。

 

曲を通して感じるのは暗い部屋の隅で体育座りしながら、薄汚い天井を見上げてぽつりぽつりと妄言を呟く男のイメージ。気持ち悪いし、サビで叫ばれる願望は悲痛ですらあります。

 

Cメロの盛り上がりと、そのあとに来るどこか間の抜けたようなギターソロも印象的。一気に音数が減って、それが凄く浮いてくる。男の空想の中にある楽園が見えてきそう。

 

あと、この曲のベースラインが凄い好きなんだなこれが。特にサビ。スピッツの曲は一見シンプルなメロディラインに見える下でベースがアグレッシブに動いていることが多いんですよね。ベーシストの田村さんの趣味かしら。

 

ゴリゴリしたハードな演奏に乗せられるどうしようもない男のどうしようもない妄言の数々。初期スピッツにはとにかくこういう雰囲気の曲が多い。だからこそ、僕みたいな根暗陰キャにぶっ刺さるのでしょうか。

 

 

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