心地よい。この寒々しささえ スピッツ / インディゴ地平線

どうも、新人営業ぬまじりです。寒いですね。寒いです。もうとにかく寒い。身体の芯から冷え切ってます。

 

これを何とかしようと、人は厚着をしたり暖房を入れたりなどして、寒くないようにするという形で対抗していますね。そこで僕が提唱する新たな対抗策。

 

寒いなら、その寒さをトコトン味わい尽くしてやれば良いじゃないか。そうすれば寒さも苦痛ではなくなるでしょう?

 

……というワケで、今日は寒空の下で聞いていたい一曲です。冬、これを聞きながら佇むだけで、気分はMVの出演者です。やってみよう。周囲の人から見たら不審者かもですが。

 

 

スピッツで「インディゴ地平線」です。こちらはシングルではなく、スピッツ7枚目のアルバム「インディゴ地平線」の表題曲となっております。全曲を通してどことなく寒々しさを感じさせるこのアルバムを飾るに相応しい曲です。

 

このタイトルはゲスの川谷絵音さんが所属しているバンド、「indigo la End」のバンド名の元ネタとなっていたりします。有名な小話ですね。

 

乾いた冷たさを感じるイントロから始まります。音だけで季節を感じられるのは凄いと思います。PVを見ても、この曲の印象はやはりです。

 

君と地平線まで 遠い記憶の場所へ

溜め息の後の インディゴ・ブルーの果て

 

歌い出しから引き込まれます。マサムネさんの気怠い歌い方。全体を通して、どこか虚無感、心地よい倦怠感、そして内に秘める反骨心を感じるのがこの曲です。しかしその歌詞は……ショボい僕の頭では何やらよう分からんです。

 

逆風に向かい 手を広げて

壊れてみよう 僕達は希望のクズだから

 

なんとなく、メッセージというよりは、物語を感じさせる歌詞だなあとは思います。何かお話があって、それを基に歌を作った感じ。

 

凍りつきそうでも 泡にされようとも

君に見せたいのさ あのブルー Yeah…

 

この辺りで脳裏に浮かぶのは、もう少しで太陽が昇りそうで、薄明るんできた地平線です。例え自分がどんなことになろうとも、君にその青を見せたいんだと語る僕。この歌詞の語り部が登場です。

 

これも想像ですが、彼は時間の流れに逆らって、沈んでいった太陽を追いかけて疾走しているような気がします。地平線は今や「遠い記憶の場所」で、夜になってしまったまま、それが当たり前になってしまった世界。

 

その中にあって、夜明けを知っているのは彼一人。彼の翼はもう骨だけになってしまいましたが、それを使って海を渡り、夜明けに向かうことができます。

 

ボロボロになっても、夜の時代の終焉を意味するインディゴブルーを君に見せたいから、君を連れて世界を逆行する。そして辿り着いたそこで、彼は翼を眠らせ、夜明けの瞬間に君と二人で留まるのでした……。

 

はい、中二病ー。

 

でもね、スピッツ聞いてるとどうしてもこういう中二病的な妄想が捗ってしまうのよ。特にこういう、よく分からんけど無性に惹き付けられる曲は。

 

インディゴ地平線みたいな曲は、各々が好き好きに妄想空想を張り巡らしながら、その世界にどっぷりと嵌まって聞くのが一番良いと思いますのよ。

 

彼らのせいで僕の中二病に終わりは見えません。責任を、取ってくださいね。

0PEOPLE