大変なものを盗まれてしまいました。

僕の心ではありません。僕の朝飯になるはずだったパンとマフィンです。

 

昨日、母から電話がありました。出てみると、「ムサシのコストコフェアでパンとマフィンを買ったから、貴様にくれてやる(意訳)」とのこと。

 

よっしゃ、朝飯GETだぜ! と喜びましたが、生憎その日は1日用事があって不在にしていたので、「玄関に下げといて〜ん」と軽い気持ちで言いました。そして、夜になって帰宅すると……。

 

…………無くね?

 

は、話が違う! 一体どういうことなんだ!? と母親に怒りのラインを送りますが、「玄関のドアノブのところに下げといたよ?」との返事。つまり……。

 

盗まれた……?

 

これには越後のガンディーと呼ばれる僕も激怒。必ず、かの邪智暴虐の盗人を除かねばならぬと決意し、季節外れのビーチサンダルを引っかけて飛び出そうとしますが、ふと思いました。

 

アパートの入り口は、道路沿いに面しているわけではありません。僕の部屋は一階で、外から玄関扉が見える位置にはありますが、少なくともこのアパートに出入りしようと思わなければ見えないはずです。

 

つまり、下手人は、同じアパートの住人の可能性が高い……? この辺りで恐怖が怒りを上回ったので、そそくさと退散しました。逃げは敗北ではない。命を落とすこと、それこそが敗北なのだ。

 

まあ、不用心だったと言われれば全くもってその通りではあるんですけど……。盗まれちゃうもんなんですね。用心しなきゃ……。

 

でも、朝飯! 俺の! 朝飯!!!

 

食い物の恨みは恐ろしいぞ……。

 

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