【熊本地震】被災地とその周辺で母乳育児をしているママへ伝えたい「授乳中だからこそ出来る支援」

 

おはようございます。

ウィザップパートのおばちゃん、ソミヤです。

頻繁に出る地震速報を見ながら、5年前に私が深く反省したことを思い出したので、それを書きたいと思います。

被災地で母乳育児をしているママと、被災地周辺で母乳育児をしているママに思いを馳せて書きます。

 

【2016.4.18 追記】このブログを見てくださった、現地の現状を知る医師の方から「遠くにいる人は無理だと思う。被災者同士ならできるが、余震も続いており、交通手段も復旧していないし、授乳婦の移動はすすめられない。安全かつ有効な手段を考えてほしい。」とのメッセージをいただきました。私も全く同感です。本ブログはタイトルにある通り「被災地とその周辺で母乳育児をしているママ」達が出来る支援…という考えで書いています。決して、授乳婦の遠方から被災地への移動を勧めているものではありませんので、予めご理解の上、お読みいただきたくお願い申し上げます。【追記ここまで】

 

赤ちゃん

 

 

 

 

母乳って、突然出なくなったりするんです。

 

被災地のママ達、大丈夫ですか?母乳出てますか?

頻繁すぎる地震速報と、今後さらに強い揺れが起こるかもしれないという不安ニュースを見るたびに、どうしてもあの日の自分と重なり、被災地のママ達の焦りや不安を自分事のように感じています。

5年前の3月11日、私は奈良の実家に7ヶ月の娘と2人で帰省していました。東日本大震災のニュースを見て、津波が民家を飲み込む映像を見て、次の日から母乳が出なくなりました。あんなに張っていた胸がしゅんとなってしまい、娘は吸っても出ないのでお腹が満たされず、泣く、寝ない。この時期の娘は、離乳食も始めたばかりだったので、99%母乳が主食でした。哺乳瓶でミルクをあげたこともありましたが、この時期には完全に母乳に慣れてしまっていたので飲んでくれません。途方に暮れました。どうしよう…どうしよう…この子が食べるものがない、と。

こんな被災地から離れた私が、実家でのほほんとしていた私が、ただテレビで映像を見ただけでこれなので、今、九州で怖い思いをされている人だったら、その焦りや不安はいかほどだろうと思うのです。

 

 

テレビを付けないことにしました。

 

母から「新潟の純さん(夫)が心配なのは分かるけど、ゆったりとした気持ちでいないと、母乳が出なくなるよ」と言われ、全く自覚はなかったものの、「あぁ、母乳って、こんなことで出たり出なかったりするんだ…」と驚きました。

そして、その日からテレビを付けないことにしました。

心配してもしょうがない。とにかくリラックスしよう。母乳を出すためにリラックスしよう。

すると徐々に母乳が出るようになりました。

 

 

 

 

乳飲み子を抱えた私が、被災地に行って出来ることは何もない。

 

当時どこかでそう思っていました。

乳飲み子を抱えた私が、被災地に行って出来ることは何もない。困っている人を助けるなんて出来ない。足手まといになるだけだ。

 

ところが翌月のクリスマス、ある番組を見て、この考えを深く反省しました。

私にだって出来ることがあった。

授乳中だからこそ出来る支援があったんだ。

 

と。

 

たぶん、もう私は子どもを生まないので、授乳中になることもありません。

なので、とても自分勝手な動機ですが、この私の反省を次の誰かに生かしてもらいたくて、ここに書き残したいと思います。

 

 

 

 

命を救ったドキュメント「母乳が出ない…“奇跡のリレー”」

 

2011年12月25日放送のTBS「報道の日2011 記憶と記録そして願い」という番組で紹介された、東日本大震災でのこんな出来事。

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宮城県七ケ浜町のある避難所にいた、生後2ヶ月の赤ちゃんとその母親。震災のショックとストレスで母乳が出なくなっていた。この赤ちゃんも完全母乳で育っていたため、哺乳瓶でミルクを飲むことが出来ない。途方に暮れる母親。

そんな姿を同じ避難所にいた女性が見つけ、近くのホームセンターにたまたま止まっていた東北放送のアナウンサー に「ラジオで伝えて欲しい」とお願いする。

ラジオに「●●避難所で母乳が出なくなり、ミルクが足りずに困っているお母さんがいます」という情報が流れる。

●●避難所近くに住む女性がこのラジオを聞き「ん?ミルク?母乳が出なくなった…ってことは、粉ミルクじゃなくて母乳が必要なんじゃないの?」と思い、授乳中だった自身のいとこにこの情報を伝え、●●避難所で途方にくれていたママの元へ駆け付け、代わりに乳を吸わせて授乳した。

ラジオでは「ミルクが必要」という情報しか伝わらず、多くの人が「粉ミルクが必要」だと思っていた中、初めにラジオを聞いた女性は、母親である経験と直感で「これは母乳が必要だ」と感じた、と言う。その後、赤ちゃんの母親も母乳が出るようになり、赤ちゃんは一命を取りとめた。

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(5年前の記憶をたどりながら調べましたが、残念ながら上記リンク先のTBSのオフィシャル番組ページTBS「報道の日2011 記憶と記録そして願い」にもこの”奇跡のリレー”の記述はなく。唯一この「TVでた蔵」という、テレビ番組で放送された情報をご紹介するサイトに記載がありましたので、その記述を元に上記文章を記述しました。)

 

確か番組では触れられていませんでしたので、以下は私の勝手な予想ですが、これ、おそらく「近くのホームセンターにたまたま止まっていた東北放送のアナウンサー」は男性だったんでしょうね。そして伝えた避難所の女性はたぶん「おっぱいが出なくなって大変なんです。おっぱいしか飲めないので、誰か母乳をあげて欲しい」って言ったと思います。これ、授乳経験のある女性なら、「おっぱい=母乳」で「イコール粉ミルクではない」ことは伝わると思います。でもたぶん、この男性アナウンサーは、特にその点が重要だと気付くことはなく、放送するにあたって「おっぱい」を電波に乗せるのに適切な言葉「ミルク」に変えたんだと思うんです。そうして多くのリスナーは「あぁ、●●避難所に粉ミルクを届ければいいんだ」と理解したんでしょうね。

なので、その中でピンと来て、自分のいとこにそれを伝え、いとこを●●避難所に向かわせたこの女性の機転はすごいと思う!!そしてこの情報リレーは、本当に”奇跡のリレー”だと思います!!

 

そして、私は深く反省しました。

乳飲み子を抱えた私が、被災地に行って出来ることは何もない。困っている人を助けるなんて出来ない。足手まといになるだけだ。

と考えていた私は間違っていた。

 

確かに実際その時いた奈良から、7ヶ月の子を背負って被災地に向かうことは無理だったけれど、乳飲み子がいるからって何もできないわけではない。

むしろ

乳飲み子がいる人じゃなきゃできない支援

があった。

そのことに驚きました。

 

だからこのことを出来るだけ多くの人に知って欲しいと思い、ブログに書きました。

災害時の「もらい乳」に賛否両論あるのも事実です。

乳をやる方、乳をもらう方、両方に抵抗感があることも事実です。

でも、いざとなったらコレしかないと思います。

 

悪意を持って、自ら体に良くないものを取り入れて、良くない乳を赤ちゃんに飲ませる母親は、いくらそれが他人の子だとしてもいないと思います。

 

もし、今、母乳が出なくなって困っているママがいたら、是非勇気を出して、どなたかに相談してみてください。たぶん呼びかければ、賛同してくださる人が出てくるはず。

 

そして被災地周辺にお住まいで、授乳中の方がいらっしゃったら、こんなママが避難所にいないか?周囲にいないか?気にかけてあげてください。そして是非「もらい乳」を申し出てみてください。それはあなたにしか出来ない支援だから。

 

 

 

まず、哺乳瓶で飲めない状況を受け止めて欲しい。

 

ネット上を検索していると、「完全母乳への警鐘」というか「やっぱり完全母乳は災害時とか、母親が何らかの理由で母乳を与えられなくなった場合に危険だからやめましょう」という記述を目にするのですが、私はなんだかしっくりこないのです。

確かに、私も上記のような場合を考えて、娘も息子も母乳+ミルク(哺乳瓶)という混合で始めました。

が、だいたい途中から、

乳が出まくります。

もうそんなに作らなくていいよ、と思うほど作ってくれます。

そうなると、飲んでもらわないと乳が溜まる一方で、ママの乳房が病気になってしまうんです。(この病気予防のために、わざわざしぼって捨てるんですよ!!排水溝に!!乳を!!しかもこのしぼる作業も痛みを伴うし、面倒だし…で大変です。あ、捨てる前に出なくなった時のために哺乳瓶にしぼっておいて、冷凍しておく…という手もあります。私の場合は、それをしても余るくらい乳が出たので、捨てていました。)

 

こりゃ、飲んでもらいたい!と思いますよね?

…と、いうわけで、母乳とミルクの混合で育てよう…と思っても、結局母乳だけになってしまい、「あぁ、そうだった、いざという時のために、哺乳瓶にも慣れさせておかなきゃ…」と思い出した頃には手遅れ。赤ちゃんはもう哺乳瓶を受け付けなくなります。諸説あるみたいですが、あの乳首のゴムの感じが、本物の乳首と違って「嫌だ!なんだこれ!?異物じゃん!!ゴムくさい!!」ってなるのも1つの原因みたいです。

 

だから、ストレスで母乳が出なくなったママに、救援物資として粉ミルクと哺乳瓶を渡して、これで大丈夫でしょ?は絶対にない。

一生懸命ミルクを飲まそうとしても飲めない赤ちゃんがいます。

 

母乳育児をした方にしか経験のないことなので、知らないひとが多いと思います。まず、周りの方には、「赤ちゃんが哺乳瓶で飲めない」という状況が全く異常なことではなく、あり得ることなんだという認識をもって、赤ちゃんとママを温かく見守ってあげて欲しいです。少なくともこのブログを読んだ方には、この認識を持っておいてもらえると嬉しいです。それだけで、その認識を持っていてくださるだけで、ホッとするママが大勢いると思います。

 

 

 

 

哺乳瓶でミルクを飲ませられないママを、責めないで欲しい。

 

あと、お伝えしたいのは、母乳が出なくなった時に、「哺乳瓶でミルクを飲ませられないママを責めないで欲しい」ということです。

人に責められなくても、たぶん自分で自分自身を責めちゃいますが。「私が哺乳瓶でミルクを与えなかったから、私が完全母乳にしてしまったから悪かったんだ」と。

 

でもよく考えてみてください。

 

粉ミルクが出来たのは1923年。関東大震災の年だそうです(明治コナミルクの歴史より)。それまではどうしていたかというと、もちろん…

 

母乳オンリー!

完全母乳が当たり前!

だから完全母乳をしている

あなたが責められることはない!

 

もし母乳が出ない状況になったら…

江戸時代までは、上層階級では乳母をつける風習がありましたが、一般庶民では、母乳が不足した場合は、もらい乳をしたり、穀粉などを煮溶かした代用乳を与えていました。

引用元:一般社団法人日本乳業協会「人工栄養の歴史」

のです。

 

もらい乳!!

 

たぶん、他人の子どもに乳をやったり、自分の子に他人の母乳を飲ませたりすることは、日本の歴史上で言えば「つい最近まで普通にやっていたこと」だと思うんです。

上記でご紹介した東日本大震災でのエピソードも「もらい乳」です。

 

 

 

【ユニセフ発の参考資料】コップでミルクを飲ませる方法など。

 

本ブログの主題からは外れますが、関連する情報として、東日本大震災の時にユニセフから発表された資料をご紹介しておきます。

 

「災害時の母乳育児を応援します!」

『「災害時の乳幼児栄養」に関する指針』(PDF)

『東日本大震災にあたって「安全で適切な乳幼児栄養を支援する声明」』(PDF)

 

 

 

以上、うまくまとめきれていませんが、私の5年前の反省を誰かにつなげたくて書きました。どこかで誰かのお役に立てれば嬉しいです。

 

九州の皆さん、不安な日々が続くと思います。

1日も早く、この揺れがおさまりますように。

 

 

 

今日は以上です。

では、また明日〜!

 

 

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