マヒシュマティ王国の民になりました。
ひぐち
先日電気屋さんにて、友人のカメラを選ぶ機会がありました。
目的はミラーレス一眼カメラだったのですが、売り場に行くといろんな種類があり、見ているうちによく分からなくなってきたので、店員さんに声をかけ根本的なところから説明してもらいました。
小一時間ほどがっつり説明をしていただいて、とっても勉強になったよ!
店員さんありがとう!
カメラについてちょっと詳しくなったのとは別に、なにか一つでもあんな風に専門的に話せるようになれるといいなぁと思いました。
と、いうわけで、同じようにカメラ選びに悩んでいる人のため、というのは建前で、自分の復習のためにざっくりまとめてみます。
店員さんから説明していただいた内容をもとに自分なりにまとめるので、あくまでも参考程度にお読みください。
今、電気屋さんに行くと、店頭には、「コンパクトデジタルカメラ」「デジタル一眼レフカメラ」「ミラーレス一眼カメラ」といった、3種類のデジタルカメラが並んでいます。
(それ以外の種類のカメラもありますが、ここでは割愛します)
それぞれのカメラの大きな違いは「イメージセンサー」という、人間で例えると網膜の役割をする部品の大きさだそうです。
イメージセンサーが大きいと、より細かいところまで写すことができ、小さいと、細かい部分が潰れて写ってしまいます。
これはよく聞く「画素」というものとはまったく異なるものです。
カメラというと、つい画素数の高いものを選んでしまいがちですが、それは間違いなんですね。
いくら画素数が高くても、より精細に撮影できなければ、高画質な写真は撮れないんです。
そこで、
「じゃあ画素数が大きくてもいいことはないの?」
という疑問が生まれますが、画素数が大きいことによるメリットもたくさんあります。
例えば、モデルさんの全身を写した写真の、顔の部分だけ引き延ばして使いたいとか、最近よく耳にする4K対応のテレビに繋いで写したいとか、そういう場面で力を発揮するのです。
つまり、大きなサイズに印刷したり、大きなディスプレイで見る機会のない人は、2000万を超える画素数のカメラを持っていても、宝の持ち腐れになってしまうかも、ということです。
以上を踏まえたうえで、各カメラの違いや特徴をまとめていきます。
通称「コンデジ」、単に「デジカメ」と呼んだりもします。
イメージセンサーは、一眼レフと比較すると、だいたい半分以下程度の大きさです。
一眼レフやミラーレス一眼との大きな違いとして、レンズの交換ができない事があげられます。
お店やネットで見ると、1万円前後で買えるものから、5、6万円もするものまでピンキリですよね。
「一体何が違うんじゃい!」
というと、高価なものはイメージセンサーが大きめだったり、一眼レフっぽいボケ感を出せたりします。
また、安価なものでも、高倍率でズームできるものが多いのが特徴です。
中には、なんと80倍を超えるものまであります。
スポーツ観戦やバードウォッチングなど、撮影対象までの距離が遠い時にはとても便利ですね。
さらに、防水防塵機能に優れたものも、お手頃価格で手に入れることが出来ます。
通称「一眼レフ」、または「デジイチ」。
3種類のカメラの中で、最も目で見たままに近い写真が撮れるのが一眼レフカメラです。
イメージセンサーが最も大きく、大きな印刷物や高画質ディスプレイにも適した、とても精細な写真を撮ることが可能です。
星空や、動きの速いモノ、景色、草花など、撮影条件に合わせて、シャッタスピードやF値などを細かく設定することが出来ます。
また、望遠レンズや広角レンズ、単焦点レンズなど、用途に合わせてレンズを交換し、カスタマイズできるというのも魅力の一つです。
しかし、とっても繊細な機器なので、砂や埃の多いところや、湿度の高いところでは注意しなければなりません。
本体もレンズも大きく、重さもあるため、持ち運びには不便という欠点もあります。
最近よく聞く例のやつ、通称「ミラーレス」です。
一眼レフに比べ、コンパクトで持ち運びやすく、デザインもオシャレなものが多いため、女性にとても人気だそうです。
メーカーによっては、女性ユーザーの声を積極的に取り入れ、女性向けに特化した商品を展開しているところもあります。
一眼レフとの違いは、イメージセンサーが小さめなことと、名前の通り「ミラー」、つまり鏡がないことです。
一眼レフは、レンズで取り込んだ光景を鏡で屈折させることで、ファインダーを覗けば、目前に広がる景色をそのまま捉えることが出来ます。
しかし、ミラーレス一眼にはその鏡がなく、レンズで取り込んだものを一度デジタルに変換してから、ファインダーや液晶に映し出しています。
これにより何が起こるかというと、実際に目で見ている光景と、ファインダーや液晶との間に時差が起こってしまうのです。
大げさに言えば、速く動くモノを撮る時、液晶には真ん中に写っていたのに、シャッターを押したら見切れていた、なんてことが起こるかもしれません。
また、一眼レフよりもボタンの数を減らしたことにより、見た目が非常にすっきりしているというのも特徴です。
反面、ボタンが少ないため、細かい設定を変えるには一々メニューを開いて液晶で操作しなければなりません。
ちなみに、どうして液晶があるのにわざわざファインダーをつけ、デジタルに変換したものを映し出しているのかというと、晴天時の屋外で液晶が反射してしまい、何を撮っているかわからないということを防ぐためだそうです。
確かに、スマートフォンで撮影するときに、「画面が反射して見えないよ!」という経験、ありますね。
最近のiPhoneやXperiaなど、機種によっては、コンパクトデジタルカメラと同等かそれに次ぐ大きさのイメージセンサーが搭載されていますが、それ以外のものはとても小さいです。
つまり、細かいところの描写には弱い、ということですね。
ただし、携帯性、SNSでのシェアのしやすさ、アプリによる加工のしやすさなど、「手軽さ」においては言うまでもなく一番です。
最近では、細かく撮影設定を調整できるものまであり、性能はどんどん良くなってきているようです。
SNSへの掲載がメインという人は、わざわざデジタルカメラを買わずとも内蔵カメラで十分かもしれません。
カメラの性能でスマートフォンを選ぶ、という方も多いようです。
手軽に高倍率のズームで撮りたい、海水浴やアウトドアの時に水や汚れを気にせず撮影したい、という人はコンパクトデジタルカメラ。
設定までこだわってより精細な写真を撮りたい人はデジタル一眼レフカメラ。
本格的に撮りたいけれど、大きなカメラは持ちたくないという人はミラーレス一眼カメラ。
SNSでのシェアが主な目的の人はスマートフォン内蔵カメラ。
あくまで個人的な意見ですが、こんな感じでしょうか。
自分も一眼レフカメラは持っているのですが、撮影メインの外出ならともかく、旅行のお供となるとやっぱりかさばるし重たいです。
でも、設定いじったりなんだりは楽しいので、ミラーレスを買おうかなという気にはなりませんでした。
去年はあまり持って出かけられなかったので、今年はたくさん撮れたらいいですね。
年末から始まったソシャゲのイベントが昨日で終わり、一息ついたのでブログを書くことにしました。
たくさんの奇跡をありがとう。今年も君たちを応援していきます。