【あなたに作ってほしい】について考える

お客様のからの依頼で【あなたにぜひお願いしたい】と言われて、実際は作っていなかったら、それは違うと思っています。

ここで、【作っている】という定義、僕もお客さんも明確なのか。同じなのか。考えてみると整理できます。

「ビジネスは価値と価値との交換だ」と坪井先生は何度も仰いました。
そうなると、僕は【相手の求める価値を満たす】ことをしなければいけません。(満たすかぁ、難しいね)

そして、その求められる価値は【僕に】ではなくて【成果物】に対するものです。
大切なお金を使っているのだから、最終的には利益でしょう。

だから、ゴール(請負う範囲)を明確にして、それに応えればOKと言えます。
僕が実際に作っていなくても、【ゴールがクリアできていればOK】なんですよね。

ここまで順に書きましたが、最初っから分かっとるわそんなこと!と言われそうですね(苦笑)

ところが「僕に」という時に、本当に【僕じゃないとダメ】という方もいてくださいます。

何か【違いがある】のでしょう。
僕が、こだわっていることを列挙していけば違いが見てくるのでしょう。
違いを説明せずとも感覚的に分かってくださっている人が僕も好きです(笑)

しかしサラリーマンで事業部長である以上、経営を忘れてはいけません。好きだけやっていればいいわけではないのです。

このジレンマを経営者さんと話すと【貴方が監督して、ふりなさい】とほぼ言われます。
僕も経営者の頭だけになったらそうします。一人の限界はもう感じています。

でも、それが果たして、自分らしいのか、自分が作ったと言えるのだろうか。
【自信と責任が持てない】んですね。
他人が、僕と同じようにやってくれるか、信じられるかが鍵です。

僕ら制作の人間は、【口では説明できない何か(価値)が宿っている】と信じています。
だから自分の手を使わないと、それが込められないと思い込んでいます。
純粋なディレクターだけやったことがないので経験がないのも正直なところですが、なんどもなんども修正についていける人って結局、自分しかいないと思うんです。

ここまでくると美学ですか。
藤村先生が言った言葉が思い出されます。

来たるAIとの共生時代に向け、独自化を本気で考えよう

立場で求められていること、自分の美学を両立できるアーティストになろう。
大切なものを見失わないようにして。

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