モリサワの解説する「文字を組む方法」が良い

モリサワ 文字を組む方法 第10回 「組み方を考える」

 

ここにある「サイズを決める」の項目が非常に良いです。

これから文字もののデザイン(チラシとかポスターとか、同じエリア内で文字の差をつける必要があるもの)をやろうって人は是非読んでみてはいかがでしょうか。

 

リンク先の記事の「サイズを決める」部分の内容をざっくり書くと

  1. 人間は自然界の連続した量を離散的な状態に置き換えて、設計できる対象にしてきた
  2. でもタイポグラフィは、金属活字や写植という物理的な寸法を持つところから始まり、それがデジタルフォントになってかなり連続量に近い状態で扱えるようになったよね
  3. だからそんな細かい変化を扱えても人間の能力が追いつかないよね
  4. だから、活字や写植時代のように、けっこう段階的なサイズが用意されていた頃に戻って考えてみると、道しるべになるかもしれないよ

 

的なところです。

リンク先ちゃんと読んでくださいね

 

黄金比と白銀比ベースで考えてみる

ということで、文字サイズの段階を黄金比(1:1.618)と白銀比(1:1.414)でちょっと考えてみました

 

1Qを基準として、それぞれの比率で大きくしていった場合の表です。

小数第一位で四捨五入しています。

黄金比はイメージがつきにくいですが、

白銀比の方は2つ隣が2倍ですね。(√2倍だからそりゃそうだけど)

 

適当に表を作りましたが、

「タイトルに30Qを使ったあとで中見出しに何Qを使おうか」と考えるケースもあると思います。

 

そういう場合は

  • 黄金比基準なら30Qの61.8%=18.54なので、18とか19Qくらいがいいんじゃないか?
  • 白銀比基準なら30Qの70.7%=21.21なので、21Qくらいがいいんじゃないか?

 

という考え方ができます。

 

これで全てがうまくいくわけではなく、

それを基準として、あとは制作者地自身の審美眼によって決めるべきです。

 

 

文字に限らず、組版やデザインする上で全ての最終決定は制作者の審美眼であるべきで、

数値根拠を超えた判断が必要だと思います。

(黄金比だからこれは正しい、ではなく黄金比だが他の要素も勘案し少し調整しよう、であるべき)

 

しかし、なにも基準がないと作り始めるのが困難ですから、

そういう時に役立つ考え方として、モリサワの記事は非常に勉強になりました。

 

 

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