上質紙って上質というからには高価なものかと思った

 

上質紙(じょうしつし)というのは紙の一種なのですが

どういう紙と言われれば「そこらへんにある紙」って言ってもいいくらい

用途が広く、安価で使いやすい紙です。

 

え、上質っていうからには普通の紙と違って高価で珍しいとかじゃないんですか?

 

そう思っていた時期が自分にもありました。

 

ホームセンターや大型文具店に行って「コピー用紙」みたいな棚に積んである

500枚入りの紙とか、あれ上質紙ですからね。

A4、500枚で300円ちょいとかですからね。

 

 

上質紙は高品質で安いのでみなさん使ってください

Twitterお絵かき界隈では特に、学生さんが罫線入りノートにお絵描きしてスマホで写真を撮ってアップしている場面がよくありますが

あれ、めちゃくちゃにもったいないので先述のコピー用紙買ってください。

 

あなたのいい絵が! 罫線で台無しになるのは見てられない! それに罫線が入っていない絵ならスキャンしてデータを整えてデジタル着彩することだってできるんですから。

 

 

中質紙とか更紙というのもある

上質紙というのがあれば、それより品質が低いとされる「中質紙」や「更紙」も存在します。

ですがこれらは上質紙よりも価格は高くなります。

単純に上質紙の需要がとびぬけて大きいので安くなっているだけですね。

品質と価格の逆転現象が起きています。

 

そう考えると「上質」なのに安い上質紙というネーミングは

「酸の素」だと勘違いされて名前をつけられた「酸素」みたいですね。

 

 

 

 

いや、上質紙が上質なのは間違いないから、間違いだった酸素とは違うか。

 

 

 

上質紙にも限界はある

高品質・低価格で万民に愛される上質紙ですが、限界はあります。

たとえば発色について。

 

コバルトブルーの空に真紅の飛行機! とか、

ワインレッドのルージュとか、(赤ばっか)

鮮やかさがモノをいう印刷物には上質紙は適しません。色が沈みます。

沈むといいますか、明度は上がって彩度が落ちる感じです。

明度とか彩度は色の仕組みを知ってれば話が早いのですがざっくりこんなイメージで。

 

画像左がディスプレイでの表示、右が上質紙に印刷した時のイメージです。

あくまでイメージです。実際にはやってみないとわかりません。この画像を印刷課の人に見せたら怒られるかもしれません。

 

こんな感じに、望んだ鮮やかな色が出にくいのが上質紙です。

鮮やかに、発色良く印刷するにはどうすれば良いか?

その場合は表面に光沢がある「コート紙」を選んだり、厚めの「アートポスト」を選んだり、光沢は抑えて発色をよくする「マットコート紙」を選んだり。

あと、1色のベタ部分なんかは「特色」という特別なインキを使用するとか。

そんなところです。

 

 

印刷物そのものの限界

ただし、印刷物は発色という面においてスマホ、パソコンなどのディスプレイには絶対に勝てないのでそこは知っておいてください。

RGBとCMYKという違いです。色の作り方が違います。

 

ただスマホやパソコン画面にない印刷物の強みとして

・大きなサイズで見せることが可能。

・目に優しい

・物体として配ったり、渡したり、貼ったり、燃やしたり(!?)できる

こういう点があります。

 

要は使いようです。

上質紙の話からだいぶそれましたが今日はここまで。

 

 

 

 

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